カテゴリー: 教育サービス諸々

数年前から広がり始め、今では多くの塾が採用している「成績保証」について調べてみました。一般的になっているので、もはやあまり勘違いする方もいないとは思いますが、このサービスは「絶対に成績が上がりますよ」という意味のものではありません。「決められた期間内で、ある一定の目標を達成できなかった場合に何かを提供します」といった意味合いのサービスであるようです。

例えば、１・２学期の定期テストで〇点以上を一度でもとると達成であり、１度も取れなかった場合は３学期が無料になるなどでしょうか。他にも授業料の一部返金であったり、派生として合格できなかった場合に翌年が無料となったりといったものもあるようです。

成績保証を実施していない塾からの反論としては、「生徒募集のためのインパクト勝負にすぎない」「成績が上がらなかった授業で、その後一定期間が無料になったところで成績があがるとは思えない」といった意見もあるようです。逆に成績保証を実施している塾としては、「上がらなかった場合のリスク以上に、成績を上げる自信がある」という声も。もちろん上記意見は一部のものであり、すべての塾の考えを集約したものではありませんのでまったくちがった見解もあるはずです。

結論としては、「成績保証があるから絶対大丈夫」という選び方ではなく、実際に体験授業を受けお子様との相性を見ることが大事ではないでしょうか。

家庭教師センターを通してサービスをうけたことがある方であれば、多くの方が直接契約に切り替えたいなと思ったことがあるかもしれません。

センターに払うマージンを減らして、先生にだけお給料を払うことができれば、その分上乗せしてもお互いwin-winじゃないかしら、そんな需要をついて現れたのが個人契約マッチングサービスです。

2000年代後半くらいから一気に多くの業者が参入し、一時期「家庭教師」で検索した場合の検索結果の大部分がマッチングサービスになっていた時期もありました。

しかし今では当時の勢いがあまりないように見受けられます。

考えられる原因としては、やはりトラブルがあった際の大変さや、相対的な募集費の少なさからのマッチング率の低さなどがあったのかもしれません。

塾業界のように再編が進み、広告費や募集費を負担できる体力のある大手しか残れない状況になっていくのかもしれません。